管路の位置を連続的に明示
管路土被測定(ジャイロ)
管路の位置を連続的に明示
この方法は空孔管路(予備孔等)に当該人孔から次の人孔まで測定器を通し、管路の位置を連続的に明示するものです。
特徴
- 測定誤差は、100mの径間で ±10cm 以内
測定方法
① | 地上(人孔)に制御盤を設置します。 |
② | ジャイロスコープを空孔に入れ、毎分10m程度の定速で次の人孔まで引きながら測定します。 |
③ | ジャイロスコープには方位センサー(ジャイロ)が内蔵されており、方位角度(Θ)の信号がケーブルを介して 制御盤に送られてきます。 |
④ | 制御盤はジャイロスコープの電子回路をコントロールするほか、方位角度(Θ)の記録もプリントします。 |
⑤ | ジャイロスコープの繰り込み長さ(L)は、ケーブルのレンズマークによって得られます。 |
計算処理
① | 現場で得られた(ΘとL)に基づいて、管路の平面座標値を計算します。(プログラム+パソコン) |
② | 図化器(XYプロッター等)を用いて、地形測量図(予め測量しておく)と同じ縮尺で図化し、管路の形状図を 作成します。 |
③ | “地形測量図”と”管路の形状図”を重ね会わすことにより、管路経過平面図(管理図面)が得られます。 |
測定誤差
測定誤差は、100mの径間で ±10cm 以内です。